棚画像からの値札検知精度98%超を実現し、価格管理業務を大幅効率化

課題
棚画像の値札から価額情報等を読み取るタスクにおいて、様々な種類の棚画像・値札が存在します。また、棚画像に対して値札の文字が非常に小さく、1つの棚画像に大量の値札が映り込む場合があります。さらに、値札の価格の文字の解像度が低かったり、値札が傾いたり障害物によって見えなくなる場合もあり、これらの悪条件に対応したAIを作成する必要があります。
サービス概要
値札の検出、価額認識、出力の3段階からなるAIモデルを開発。まず棚画像から値札領域を見つけ、次に値札領域から数値領域を見つけ、最後に数値領域の数字を読み取ります。これにより、棚画像に対して価額の数字が非常に小さい問題や、1つの棚画像に大量の値札が映り込む問題を解決します。
ソリューション
どんな値札でも見逃さない高性能な検出技術
最新の物体検出AI技術を採用することで、様々な形状や大きさの値札を漏れなく検出します。例えば、従来のシステムでは見落としがちだった小さな値札や、棚の端に少しだけ映り込んだ値札なども正確に検出できます。これにより、店舗での価格確認の精度が大幅に向上します。
高精度な価格読み取り
検出された値札から価格を読み取る際には、高度な文字認識技術を使用します。この技術により、手書きの値札や、少し傾いた値札、一部が隠れた値札からでも正確に価格を読み取ることができます。さらに、税込価格や税抜価格など、複数の価格情報も適切に識別します。
実用的な処理速度
本システムは、50個程度の値札が写った棚画像を約2.5秒で処理できます。これは、実際の店舗での利用を想定した十分な速度です。例えば、閉店後に店内の全ての棚を撮影し、翌朝までに全ての価格情報をチェックすることが可能になります。
導入効果・まとめ
値札検知精度 98%超
本システムの導入により、棚画像からの値札読み取り作業を自動化し、98%超の検知精度で人手による価格確認の手間と確認漏れを大幅に削減できます。小さな値札や傾き・隠れのある値札にも対応する検出・認識技術により、実店舗の多様な棚環境でも安定した読み取りを実現します。さらに、50個程度の値札を含む棚画像を約2.5秒で処理できる実用的な速度により、閉店後に撮影した全棚の価格情報を翌朝までにチェックするといった運用が可能になり、価格管理業務の大幅な効率化と売価ミスの防止に貢献します。
